弘前大学医学部では津軽弁が必修になっている
東北の訛りの中でも特に難しいとされている津軽弁ですが、実は青森県の弘前大学医学部では津軽弁が「必修科目」となっているのです。
医者を目指す人がわざわざ「津軽弁」を勉強するという光景はとても不思議ですよね。
なぜ医者になるために「津軽弁」を学ばなければならないのかというと、医者にとって患者とのコミュニケーションは診療をする際に欠かせないことだからなんです。
共通語というものは万能ではなく必ずしも青森県に住んでいる全員に伝わるとは限りません。
患者との意思疎通が難しいと診療もままならなくなってしまう、または誤診などにつながってしまう可能性もある事から、津軽弁を学ぶ必要があると考えられています。
実際に方言などでうまく患者と意思疎通がとれないことが医療現場の課題にもなっているそうです。
津軽弁は一文字でも意味が伝わる
実は津軽弁には非常に便利な言葉があり、なんと一文字使うだけで意味が伝わってしまうものもあるんです。
例えば「め」という一文字ですが、この一文字だけで「美味しい」や「甘い」といった使い方が出来て、「ご飯め」というと「ご飯美味しい」という意味となるのです。
また「け」という一文字についても「かゆい」といった意味で使えますし、「ください」といった意味にもなります。
「頭け」と言えば「頭がかゆい」という意味になりますし、「それけ」といえば「それください」という意味になるんですね。
津軽弁がわからない人には伝わらないかもしれませんが、津軽弁同士のコミュニケーションは最低限の言葉だけで伝わるものもあるんですね。
以上が津軽弁の雑学でした、いかがでしたか?
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