ちくわを昔はかまぼこと呼ばれていた
かまぼこも魚のすり身料理ですが、他にもちくわという魚のすり身料理がありますよね。
実は昔は「ちくわ」という名前の食べ物は存在していなくて、「ちくわ」のことを「かまぼこ」と呼んでいたのは知っていましたか?
そもそも「かまぼこ」というものが歴史上に登場した頃には、現在のような板かまぼこは主流ではなく、棒に巻き付けたちくわの形状をしたものをかまぼこと呼んでいました。
棒に巻き付けられたかまぼこが蒲の穂に似ていた事から「蒲鉾(かまぼこ)」という名称になったんですね。
時代が経過していくと、現代のような板の上に魚のすり身を乗せた板かまぼこが登場したのですが、こちらが「かまぼこ」として主流になっていき、昔ながらのかまぼこについては、切り口が筒状で竹の輪に似ている事から「竹輪(ちくわ)かまぼこ」と呼ばれるようになりました。
そして、いつしか「竹輪かまぼこ」は「ちくわ」と呼ばれるようになったのでした。
かまぼこが板にのっている理由
かまぼこといえば何故かお皿ではなく木の板に乗っているイメージがありますよね。
なぜかまぼこは板に乗せられているのでしょうか。
かまぼこが板に乗っている理由は二つあり、一つめはかまぼこに含まれている水分が関係しています。
かまごこは製造過程は加熱してから冷却をして保存をするという内容になっていますが、この途中でかまぼこから水分が出てきます。
お皿などに乗せてしまうと水分を吸ってくれないのですが、かまぼこに使われる板は適度に水分を吸収し調節まで行ってくれるので、かまぼこの品質と鮮度を保ってくれるのです。
また、かまぼこを半円形にするときに木の板があると整えやすいことも理由の一つのようです。
以上がかまぼこの雑学でした、いかがでしたか?
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