ノーベル賞授賞式の由来と面白い雑学、12月10日の今日は何の日?

ダイナマイトは世界平和のために作られた

ノーベルはダイナマイトを発明したことによって巨万の富を築いたことから「死の商人」あどと呼ばれていましたが、実はダイナマイトは平和を実現するために作られたものだって知っていましたか?
そもそもノーベル自身は人種差別や戦争が多かった時代には珍しく、平和を心から愛する平和主義者だったのです。

それでは、なぜダイナマイトを発明したのかというと、ダイナマイトのような簡単に人の命を奪うことのできる道具が発明されれば、その抑止力によって戦争をする人がいなくなると考えていたからなんですね。
しかし、ノーベルの願いはかなわずダイナマイトは結局は軍事目的で利用されることになるのでした。

ノーベルが亡くなった時に患っていた病は、ダイナマイトの原料であるニトログリセリンで治療が可能な病気でした。
しかし、自身が発明したダイナマイトでたくさんの人の命を奪ってしまったことに負い目を感じていたためか、ニトログリセリンによる治療は拒んで延命はしなかったそうです。


ノーベル平和賞だけ授賞式の会場が違う

冒頭でも触れましたが、ノーベル賞の授賞式については物理学・化学・医学・文学・経済学の各賞についてはスウェーデンの首都・ストックホルムで、平和賞はノルウェーのオスロで授賞式が行われています。
スウェーデンで授賞式が行われているのはノーベルがスウェーデン生まれであることが理由となっていますが、なぜ平和賞はノルウェーで授賞式が行われているのでしょうか。

実はこれは平和を愛していたノーベルの意向が影響しているのです。
当時のスウェーデンとノルウェーは敵対状態にあったのですが、この両国が和解して平和になるように願って、平和賞だけはノルウェーで授賞式を行うようになったんですね。

以上がノーベル賞の雑学でした、いかがでしたか?

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