お好み焼きの名前の由来は?モダン焼きや広島風との違いも解説。

この雑学ではお好み焼きの名前の由来や、モダン焼きや広島風との違いについて解説します。

雑学クイズ問題

お好み焼きとモダン焼きの違いはどれ?
A.焼きそばが入っているかどうか
B.ネギが乗せられているかどうか
C.キャベツが使われているかどうか
D.マヨネーズがかかっているかどうか

答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!

お好み焼きの名前の由来は?モダン焼きや広島風との違いも解説。

面白い食べ物の由来

世の中には本当に様々な食べ物がありますが、その食べ物や商品名には様々な由来があります。
普段かた当たり前のように食べているものでも意外と由来が知られていないものが多く、実は雑学の宝庫なんです。

例えば、サンドイッチはサンドイッチ伯爵という人物の名前が由来になっていることは有名ですよね。
今回紹介する由来は大阪に住む人のソウルフードでもあるお好み焼きについてです。

また、お好み焼きに似た食べ物に「モダン焼き」と呼ばれるものがあったり、他にも「広島風お好み焼き」などがありますよね。
これらの違いについても意外と知られていないそうなので、お好み焼きの名前の由来と共に一緒に解説していきます。


お好み焼きの由来とは?

それではさっそくお好み焼きの由来について解説していきます。
現在のようなお好み焼きの原型となるような食べ物は日本が戦前のころから存在していたそうです。

しかし、本格的に現在のお好み焼きの原型が日本中に広がっていったのは、日本が戦争に敗れた後の事でした。
戦後には食べるものが満足に得られなかったのですが、そこで手軽にお腹を膨らませるような食べ物が広まっていきました。

その頃の子供たちは駄菓子屋の「一銭洋食」と呼ばれる、小麦粉を水でとき焼いたものにネギをのせてソースをかける駄菓子でお腹を膨らませていました。
しかし、それだけではお腹が膨らまず、キャベツを入れてかさ増しをすることによって空腹を満たすようになりました。

これが現在のお好み焼きの原型となったものであり、やがて好みの食材を混ぜて作ることが由来となり「お好み焼き」と呼ばれるようになりました。
お好み焼きの由来となった「一銭洋食」については、現代でも駄菓子屋やお好み焼き屋で提供されています。

お好み焼き、モダン焼き、広島風の違い

続いて「お好み焼き」「モダン焼き」「広島風お好み焼き」の違いについて解説していきます。
広島風お好み焼きについては、焼きそばさえ入っていれば広島風だと思われていますよね。

しかし、実はこれは勘違いであり、お好み焼きの具材に焼きそばを加えたものが「モダン焼き」なのです。
それでは大阪のお好み焼きと広島のお好み焼きの何が違いのかというと、調理工程が違います。

広島風のお好み焼きは生地と食材を混ぜずに、食材を重ねながら焼いていくのが特徴で、完成するとミルフィーユのようになります。
対して大阪風のお好み焼きは食材を全て混ぜ合わせたあとに焼きあげていくのが特徴となっています。

以上がお好み焼きの名前の由来や、モダン焼きや広島風との違いについてでした、いかがでしたか?


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それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?

雑学クイズ問題解答

雑学クイズ問題の答えは「A.焼きそばが入っているかどうか」でした!

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まとめ

お好み焼きの原型となった食べ物は「一銭洋食」と呼ばれる、小麦粉を水でといて焼き、ネギをのせてソースをかけたものである。
満腹感を満たすためにキャベツでかさ増しするようになり、やがて好みの食材を入れて焼くようになったことが由来で「お好み焼き」となった。
モダン焼きはお好み焼きに具材として焼きそばを加えたものである。
広島風のお好み焼きは食材を混ぜ合わせて焼くのではなく、食材を重ねながら焼きあげていくのが特徴である。