赤と青では赤が勝ちやすい
実は人間は無意識に色から刺激を受けているそうで、たとえばスポーツなどでは身に付けている色によって選手の調子が変わったり、審判からの印象が変わることもあるそうです。
テコンドーの勝敗について調べた実験では、赤の防具をつけた選手と青の防具をつけた選手を戦わせた場合には、なんと赤の防具をつけた選手の方が勝率が良いという結果が出たのです。
更に、審判に拮抗したテコンドーの対戦映像を見せて勝敗をジャッジしてもらったところ、やはり赤色を支持するジャッジが多かったそうです。
また、映像を加工して赤と青の色を入れ替えて全く同じ対戦映像を見せたとしても、赤色が優勢とジャッジされました。
赤色は人を興奮状態にさせる色だといわれていますし、何かそこに関係があるのかもしれませんね。
非常口のマークが緑色の理由
商業施設やビルなどには必ず非常口が設置されていますが、特徴的なのは緑色の非常口マークですよね。
危険を知らせるため色にするのであれば赤色などを使った方が目立つような気がしますが、なぜ緑色に統一されているのでしょうか。
これは火災が発生した時の炎の色が赤色やオレンジ色をしていて、その「補色」が緑色であることが関係しています。
「補色」は「反対の色」と考えて頂ければわかりやすいかと思います。
火災が発生している際に赤色に近い色であるオレンジ色やピンク色の看板にしてしまうと、普段は見やすくても緊急の時には見えづらくなってしまいますよね。
そのことから、赤色の反対の色である緑色を看板の色として採用することにより、火災などの緊急事態に看板を見えやすくしているのでした。
以上が色の雑学でした、いかがでしたか?
注目記事
毎日が「今日は何の日?」
あなたやあなたの大切な人の誕生日は何の記念日ですか?
■今日は何の日?(1月6日)
小寒
ケーキの日
色の日
まくらの日
メロンの日
手巻きロールケーキの日