長芋と山芋の違い
山芋や長芋をすりおろしたものの事を「とろろ」と呼びますよね。
どちらもすりおろすと独特の粘りが出ますが、山芋と長芋にはどのような違いがあるのでしょうか。
まずは「山芋」についてですが、実は正式な読み方は「ヤマノイモ」であり、ヤマノイモ科ヤマノイモ属ヤマノイモ種に分類される植物になります。
現在も日本の山々に群生しているそうですが、スーパーなどで販売されているものに関してはほとんどが栽培されて収穫されたものとなります。
続いて「長芋」についてですが、長芋はヤマノイモ科ヤマノイモ属ナガイモ種に分類されていることから、山芋とはそもそも品種の違う植物だということがわかります。
日本のスーパーなどに流通しているものはほとんどが長芋になるため、普段とろろを食べている時に使われているのは「長芋」となることが多いです。
このことから「山芋=長芋」と同じ食べ物であるという勘違いが生まれているのでした。
とろろが肌につくとかゆくなる理由
とろろはとても美味しいですが、皮膚にあやまってついてしまったり、たくさん食べると唇がかゆくなったりしますよね。
なぜとろろがあんなにも人間の身体をかゆくさせるのかというと、とろろに含まれる「シュウ酸カルシウム」が原因となっています。
この「シュウ酸カルシウム」を観察すると「針状結晶」という構造になっていて、針のようにとがっている物質となります。
もちろん人間の目でとがっていることが確認できるわけではないのですが、この細かい針のような「シュウ酸カルシウム」によって皮膚が刺激された結果、かゆみが発生してしまうのです。
たまにアレルギーがあるのかと心配してしまうかもしれませんが、もとからアレルギーを持っていない人も全員かゆくなるものなので安心してください。
以上がとろろの雑学でした、いかがでしたか?
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