能と狂言の違い
「能」と「狂言」はどちらも古くから伝わる伝統芸能ですが、違いを説明するのは難しいですよね。
「能」と「狂言」の違いはその表現方法にあるそうです。
能は文語体である候調で物語が台本に則って展開されていきますが、狂言は会話形式で「~~でござる」と表現されます。
また、表現方法以外にも演じられる内容も能と狂言では違いがあります。
まず「能」についてですが、能では歴史上に実在した重要な人物や武将などを題材として、悲劇的な要素が強い物語などが演じられます。
一方で「狂言」については、登場する人物に名前などがなく、身近で庶民的な内容をコミカルに演じられることが多いようです。
なぜ歌舞伎を演じるのは男性なのか
歌舞伎には女形と呼ばれる役者がいて、女形を演じる役者の動きは完璧に女性らしさを身に付けていますよね。
しかし、男性が女性らしさを身に付けるぐらいであれば、最初から女性役は女性が演じた方が良いと考えたことはありませんか?
なぜ歌舞伎を演じるのは男性だけなのかというと、女性が登場する歌舞伎は風紀を乱すと考えられたからなのです。
そもそも、現代では歌舞伎は男性が演じていますが、もともとは女性も歌舞伎を演じていたそうなのです。
歌舞伎の開祖は出雲のお国という女性だったとされていて、その後、遊女が踊る「遊女歌舞伎」と変化していきました。
しかし、「遊女歌舞伎」があまりにも風紀を乱すということから、女性が中心だった歌舞伎から女性が消えていき、その後は男性だけが演じるものとして変化していったのでした。
以上が伝統芸能の雑学でした、いかがでしたか?
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