なすび記念日の由来と面白い雑学、4月17日の今日は何の日?

「秋茄子は嫁に食わすな」ということわざ

「秋茄子は嫁に食わすな」ということわざがあるのを知っていますか?
これは一般的には姑が嫁いびりをする時に使われることわざとして知られていますよね。

秋のなすびはとても美味しいため、嫁に食べさせるにはもったいないとして、姑が嫁いびりをします。
しかし、このことわざは一般的な意味以外にも諸説あるとされています。

なすびは水分とカリウムが多く含まれていることから、身体を冷やす作用があります。
身体が冷えてしまうため、大切な嫁に食べさせてはいけないという嫁への気遣いから、このことわざが誕生したという説です。

また、秋茄子には種が少ないということから「子供ができない」という縁起の悪い食べ物だとされていたため、嫁にはあまり食べさせてはいけなかったという説も存在しています。


日本のなすびの歴史

なすびはかなり昔から栽培されて食べられていたようで、正確にいつごろから栽培が始まったのかはわかっていません。
元々はインドのベンガル湾からマレー半島の地域で食べられていたそうで、五世紀ごろに中国へ伝わり、日本に伝わったのは8世紀の奈良時代のころだったそうです。

日本へ伝わったなすびは朝廷へと献上されたそうで、身分の高い人だけが口にすることのできる高級な野菜だったとされています。
日本現存最古の薬物辞典である「本草和名」や平安時代中期に作られた辞書である「和名類聚抄」などで、すでに「茄子」という野菜が紹介されています。

しかし、なすびが一般的な野菜として庶民の食べ物となったのは江戸時代になってからでした。
約1000年間も身分の高い人の食べ物だったなんて驚きですよね。

以上がなすびの雑学でした、いかがでしたか?

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