鏡餅はどうして丸い?
餅といって正月に飾る鏡餅を想像される人も多いのではないでしょうか。
鏡餅の形といえば丸くて分厚くてなかなかどっしりとしていますが、逆に四角い鏡餅なんて見たことがないですよね。
鏡餅が丸いのには理由があり、人の魂が宿っているのが心臓とされているため、この心臓を模したことから丸い形となったとされています。
また、何事も円満になるように丸い形となったという説もあり、長寿を願って鏡餅をお供えしている家庭もあったそうです。
満月の事は「望月(もちづき)」とも呼ばれていますよね。
そのことから鏡餅を拝めば願いがかなえられると信じられていました。
鏡餅はこのように様々な願いが込められていますが、二段重ねにしているのにも理由があり、正月にやってくる年神様に福と徳を重ねて頂けるようにとの願いから、鏡餅は二段重ねとなっています。
カビが生えた餅は削ったら食べられる?
スーパーなどで売られている餅はそこそこ長い期間の保存ができますが、家庭で作られた餅ってすぐにカビが生えてしまって長持ちしませんよね。
もったいないという考えから表面のカビの部分だけを削って食べるという人も多いのではないでしょうか。
しかし、実はカビの生えた餅は食べてはいけないんです。
餅に生えてくる主なカビは青カビですが、青カビといってもデンプンを餌に繁殖する青カビは20種類ほど確認されていて、その中でも摂取しても大丈夫なものから、発がん性物質を含んでいるものもあります。
ブルーチーズなど青カビでもチーズの熟成などに役立っているものもありますが、餅に生えてきたカビはどんなものかが判断できないので食べない方が無難でしょう。
カビの生えた餅を食べることによって病気になってしまう可能性もあります。
昔の人はカビを生えた表面だけを削って食べていたそうですが、カビの根である菌糸が餅の奥まで繁殖してしまっている可能性があります。
せっかく作った餅を捨ててしまうのはもったいないですし、ましてや正月の鏡餅などを捨てるのは縁起が悪そうですが、諦めて捨ててしまう方が良いです。
以上が餅の雑学でした、いかがでしたか?
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