世界最古の小説は日本のアレ
実は世界最古の小説は日本の作品だって知っていますか?
しかも日本人ならばほとんどの人が知っている「源氏物語」が世界最古の小説だとされているんです。
詩のような短編小説の作品は古代のギリシャ文学などにもたくさん残されているため、厳密にいえば「世界最古の長編小説」ということになります。
当時の日本は国土の広さや農業や工業などの作業では外国に比べてとても劣っていました。
しかし、文学の面では世界の中でも先進国だったのです。
また、源氏物語については歴史研究家によっては面白い見解が残っています。
源氏物語に登場する源氏は源頼朝などの武家の源氏のことではなく、当時の権力者である藤原氏の力によって没落していきました。
そんな源氏の無念を晴らすために、せめて物語の中だけでも源氏が素晴らしい活躍をしている様を書いたのだと考えられているのです。
単純な長編小説ということではなく、没落した源氏の鎮魂のために書かれたという考えですね。
日本一長い小説
日本一長い小説ってどの小説かをご存じでしょうか?
調べてみたところ栗本薫の「グイン・サーガ」という作品が最も長い小説のようです。
仮想世界を舞台とした大河小説となりますが、なんとその巻数は100巻を超えているそうです。
2004年には世界最長の小説としてギネスブックへ申請しましたが、まだ未完であることから世界最長としては認められせんでした。
第1巻であるグイン・サーガの「豹頭の仮面」が発売されたのは1979年のことであり、作者はもう亡くなってしまっていますが2017年現在も刊行が続いています。
小説としての人気も高く面白い作品のため、気になった方は読んでみてはいかがでしょうか?
以上が本の雑学でした、いかがでしたか?
注目記事
毎日が「今日は何の日?」
あなたやあなたの大切な人の誕生日は何の記念日ですか?
■今日は何の日?(4月30日)
図書館記念日
しみゼロの日
みその日
EPAの日
そばの日