アイスクリームは超高級品だった
日本初のアイスクリームは1869(明治2)年に町田房蔵が横浜の馬車道通りに開いた「氷水屋」で製造・販売された「あいすくりん」である事は説明しましたよね。
現在ではアイスクリームは庶民的なもので、高級なアイスクリームである「ハーゲンダッツ」についても決して手が出せない値段ではありませんよね。
この時代に売られていたアイスクリームについては現在とは比べ物にならないくらいの高級品だったのです。
なんとその値段は一人前で現在の貨幣価値に換算して8000円ほどだったそうです。
さすがにアイスクリームを食べるために8000円も払えないですよね。
当然その当時も庶民の間では値段が高すぎることからあまり売れずに、アイスクリームの食文化が定着することはありませんでした。
材料が特別高級だったわけではなく、生乳、砂糖、卵黄を使ったシンプルなレシピで使われたアイスクリームだったそうです。
アイスクリームのコーンはウエハース屋の提案
皆さんはアイスクリームを食べる時にカップで食べますか?
それともコーンに入れて食べますか?
筆者は同じ値段であれば少し得した気がしますし絶対にコーンを選びますし、少し高くてもコーンの食感が好きでコーンで食べてしまいます。
実は元々アイスクリームはコーンにのせて販売されていたわけではありません。
1904年のアメリカで行われた万国博覧会でアイスクリームを販売したところ、その日が厚くアイスクリームが凄い勢いで売れたそうです。
あまりに売れ行きが好調だったため、アイスクリームを乗せる紙皿がなくなってしまうという事態が発生しました。
その反面となりで商売していたウエハース屋は人気がなかったのですが、アイスクリーム屋に対して「ウエハースにアイスクリームを乗せてはどうか?」と提案があり、これがアイスクリームをコーンに乗せてたべるきっかけとなったとされています。
以上がアイスクリームの雑学でした、いかがでしたか?
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