FMの日の由来と面白い雑学、6月13日の今日は何の日?

世界初のラジオ放送の内容

実は世界的にはラジオ放送が開始されてから100年以上が経過しています。
それでは世界で初めて行われたラジオ放送がどのような内容だったかを知っていますか?

世界初のラジオ放送に関しては諸説ありますが、一般的には1920年11月2日にアメリカのラジオ局が放送した大統領選挙の結果放送だとされています。
しかし、色々と調べてみると更に昔からラジオ放送を行っていたとある人物がいました。

とある人物とは電気技師であった「レジナルド・フェッセンデン」という人物であり、1906年12月24日に自分で所有していたアメリカの無線局からラジオ放送を行ったそうです。
この世界初といわれているラジオ放送はなんと自らが開発した高周波発電機を使用した無線電話機だったそうで、放送日が12月24日であったことからクリスマスソングや聖書の朗読といった内容の放送がされることとなりました。

その後は大晦日の夜までラジオ放送は続き、自分自身のバイオリン演奏なども放送されたそうです。

日本初のラジオ放送の内容

続いては日本で初めて行われたラジオ放送の内容です。
日本で初めてラジオ放送が行われたのは1925(大正14年)3月22日であり、NHKによって行われました。
日本初のラジオ放送のアナウンサーを務めたのは京田武男アナウンサーであり「こんにちは、ただいまより放送を開始いたします」の一言からラジオが始まりました。

その後は現在のラジオで音楽を掛けるのと同じで、海軍軍楽隊が演奏する「カルメン」という楽曲を流し、東京放送局総裁がラジオ放送が始まったことについて以下の祝辞を述べました。

現代の科学文明の成果である無線電話(=ラジオ)なしに将来の文化生活を想像することはできない

更に後藤新平はラジオの効能について「文化の機会均等」「家庭生活の革新」「教育の社会化」「経済機能の敏活」であると述べました。
その後、読売、東京日日、東京毎夕など当時の新聞社によってニュースやソプラノ独唱が放送され、天気予報で日本初のラジオ放送が締めくくられることとなりました。

以上がラジオの雑学でした、いかがでしたか?

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