皆が知らない弓道のルール
弓道は日本の伝統武道であるのにも関わらず、意外とそのルールが知られていないんですよね。
例えば、皆さんは弓道の勝ち負けを決める際に、射た矢が真ん中に近い方が勝ちだと思っていませんか?
もちろんそういうルールもあるのですが、それはアーチェリーで多く採用されているルールなんです。
弓道では的中性といって矢が命中した場所とは関係なく、的に命中した本数によって勝ち負けの決まる競技なんですね。
また、他には的に命中したかどうかだけではなく、射形であったり弓を射る所作なども含めた採点制と呼ばれるものもあります。
アーチェリーのような命中した矢が真ん中に近いほど得点が高くなる得点制は、弓道ではほとんど採用されていないのです。
実は弓道が語源の日本語
日本語には実は弓道が語源となっているものが多くあります。
「手の内を明かす」という日本語ですが、これは「自分の持っている技術や抱いている計画などの大事な情報を明かす」という意味ですよね。
手の内とは弓を握る部分の手の形のことであり、この握り方がしっかりしていないと弓を射る時に安定しないことから「手の内=重要な技術」となりました。
また「かけがえのない」という日本語についても実は弓道が語源となった日本語なんです。
「かけがえ」という言葉の「かけ」とは弦を引っ張る際に使う手袋状のものであり、鹿の皮で作られていることから昔は大変高価なものでした。
この「かけ」はとても重要なもので、慣れたものでしか扱うことが出来ず、文字通り替えがきかないものであることから「かけがえがない」となったのでした。
以上が弓道の雑学でした、いかがでしたか?
注目記事
毎日が「今日は何の日?」
あなたやあなたの大切な人の誕生日は何の記念日ですか?
■今日は何の日?(9月10日)
牛タンの日
下水道の日
カラーテレビ放送記念日
弓道の日
イカの日
コッペパンの日
■明日は何の日?(9月11日)
公衆電話の日
警察相談の日
麺の日
おかあちゃん同盟の日