世界食糧デーの由来と面白い雑学、10月16日の今日は何の日?

10月16日の「今日は何の日?」は「世界食糧デー」です。
また「世界食糧デー」にちなんで「サラダ味って結局なんの味なの?」「日本初のカレーの具は意外なアレ」など食べ物にまつわる面白い雑学を紹介します。

10月16日は世界食糧デー

今回は「世界食糧デー」について解説していきます!
なぜ10月16日が「世界食糧デー」なのかというと、1945(昭和20)年10月16日に国連食糧農業機関(FAO)が設立されたことが由来となっています。

「世界食糧デー」については海外では「World Food Day」とされており、国連食糧農業機関(FAO)によって1981(昭和56)年に制定された記念日となります。
当然ですが日本だけで実施されている記念日ではなく、世界的に実施されている国際デーの一つとなります。

国連食糧農業機関(FAO)によるとこの日を「開発途上国等での栄養失調や飢餓について考える」という事を目的とした記念日としています。
この日には「世界中で人々が食糧不足でくるしまないためにはどうすればよいか」といった事をテーマに掲げてシンポジウムなどが開催されているそうです。

国連食糧農業機関(FAO)についてはあまり聞き馴染みのない期間かもしれませんが、世界から飢餓を撲滅することを目的としており、世界の食糧生産と分配の改善と生活向上を通して達成することが目標として掲げられています。
発展途上国のみの食糧問題に限らず、先進国に対しても同様の活動が行われているそうです。

食べ物の雑学

今回は「世界食糧デー」にちなんで「サラダ味って結局なんの味なの?」「日本初のカレーの具は意外なアレ」など食べ物にまつわる面白い雑学を紹介します。

サラダ味って結局なんの味なの?

お菓子類には「~~味」というものが多数存在していますが、その中でも特に見かけるのが「サラダ味」ですよね。
皆さんも一度は「サラダ味」のお菓子を食べた事があると思いますが、その味は例外なくしょっぱい味をしていますよね。

そもそも「サラダ」は野菜のためサラダの味を連想するとサラダの青々とした味が思い浮かびますが、お菓子の「サラダ味」とはあまりにかけ離れています。
それでは「サラダ味」とは結局何を指して「サラダ」なのでしょうか。

実は「サラダ味」については「サラダ油」からきているんです。
「サラダ味」のお菓子については「サラダ油」を使って作られていて、味付けは塩などで行っているんですね。

なぜ「サラダ味」というネーミングにしたのかというと、初めて「サラダ味」のお菓子が登場した1960年代には「サラダ膏」は高価なものだったからなんです。
そのため味付けを行った「塩味」とするよりも、高価なサラダ油を使って作った「サラダ味」とした方が高級感が出るため「サラダ味」が採用されることになったのでした。


日本初のカレーの具は意外なアレ

日本でカレーライスが食べられるようになってから実は150年以上経っていて、日本で初めてカレーのレシピが公開されたのは1872(明治5)年のことでした。
当時のカレーライスにはどんな具材が使われていたのかというと、鶏肉であったり海老であったり、ここまでは普通の材料なんですが、実はカエルがメインの食材として使われていたのです。

カレーの発祥地であるインドでカエルを食材として使っていたのかというと、そうではなく、そのような食文化はインドにはなかったそうです。
それでは、なぜ日本のカレーにはカエルが使われるようになったのでしょうか。

実は当時の日本は江戸時代から明治時代になったばかりで、牛や豚を食べる肉食の文化が根付いていなかったからなんです。
そして、簡単に手に入るカエルを食材にしてカレーへと入れていたんですね。

以上が食べ物の雑学でした、いかがでしたか?

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