トンネル内の照明がオレンジ色の理由
家の中やビルなどの証明もそうですが、普通は白色の照明を利用することが多いですよね。
しかし車を運転しているとトンネルにはオレンジ色の照明が使われていることが多いのに気付きます。
実はトンネルにオレンジ色の照明を使っているのにもちゃんとした理由があるのです。
トンネルに使用されている証明は主に低圧ナトリウムランプと呼ばれるものであり、ガラス管にナトリウムの蒸気を封入することによってオレンジ色の光を放つ仕組みとなっています。
トンネル内は排気ガスやゴミなどが漂っていて空気が悪いのですが、オレンジ色についてはこれらの影響を受けにくい色の光であるため、トンネル内の見通しが白色よりもよくなるのです。
更に、トンネルは一日中照明をつけていなければなりませんが、低圧ナトリウムランプは消費電力が低く、なおかつ寿命が長いため経済的にもお得なため、トンネルに採用されているのでした。
日本初の蛍光灯の設置場所は法隆寺
LED電球が普及する前までの日本では明かりを確保するために活躍していたのは蛍光灯ですよね。
実際に現在でも全ての明かりがLED電球になっている訳ではなく、蛍光灯が現役で活躍をしている建物などもあります。
そんな蛍光灯が初めて設置された場所は実は「法隆寺」だったって知っていましたか?
1937年に法隆寺の改修工事が計画されていたのですが、当時の法隆寺に保管してあった壁絵などを保存するために模写をする必要が出てきました。
しかし、法隆寺の中は日中でもとても暗く、当時使われていた白熱電球などで照らしてみても絵の色合いがよくわからず、さらに白熱電球では壁絵を劣化させてしまう可能性もあったため、別の照明が必要となりました。
そこで登場したのが蛍光灯であり、当時の東芝電気が開発途中だった蛍光灯の試作品を法隆寺に貸し出したのでした。
そして、蛍光灯の第一号は法隆寺に設置されることとなりました。
以上があかりの雑学でした、いかがでしたか?
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