ゾウは実は走ることが出来ない
ゾウはあれだけの巨体ながら、本気で走ると時速40kmのスピードで走れることはご存じですか?
子育てをしている時期などは警戒心が強く、気が立っている時に近づくと突進してきて、あっという間に吹き飛ばされてしまう事故も起こるそうです。
しかし、実はゾウは40kmの速度で移動できるのにも関わらず、正確にいえば走ることができないのです。
走るという動作は、地面をけり上げて着地するまでに地面から足が離れる瞬間があるのですが、ゾウは移動する時に必ず四肢のいずれかが地面と接しています。
つまり、ゾウは走っているというよりは早足で移動しているということになるんですね。
人間でいえば競歩のようなものを思い浮かべて頂ければわかりやすいかもしれません。
ゾウの耳が大きいのには理由がある
ゾウといえばその長い鼻が特徴的ですが、耳についても他の動物に比べてかなり大きいですよね。
実はゾウのあの大きな耳には、人間を含めて他の動物にはない機能が備わっているのです。
ゾウは他の動物に比べて体が大きいですが、あの大きな体の体温を調整する機能が耳に備わっているんですね。
ゾウの耳には血管が多くあるため、その血管に流れる血を冷やして体に送り込むことにより、体全体の体温を調整しています。
もしかするとゾウの映像などでゾウが耳をパタパタさせる仕草を見かけたことがあるかもしれませんが、あの仕草で耳の血管を冷やしているんですね。
人間も太い血管などがある部位を冷やすことで体温を調整できますが、ゾウは耳を動かすだけで出来るのでとても便利なんです。
以上がゾウの雑学でした、いかがでしたか?
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