あずきの日の由来と面白い雑学、毎月1日の今日は何の日?

大納言小豆の縁起が良いとされている理由

あずきにもいろいろな種類のものがありますが、その中でも「大納言小豆」は高級なものだとされていますよね。
普通のあずきと比べてみても粒が大きくて艶があり、和菓子を作る際にも重宝されています。

古くから大納言小豆は縁起が良いものだとされていますが、その理由をご存じですか?
実は大納言小豆には煮崩れしにくく、腹が割れにくいという特徴があるのです。

昔は大納言といえば位の高い職業であり、多少の無礼な振舞いをしても切腹などをしなくても済む人物でした。
そのことが由来で「切腹をしなくても済む=腹が割れない」ことから、大粒で腹の割れないあずきが大納言小豆と名付けられたのです。

そして、大納言小豆を食べれば切腹をしなくて済むというゲン担ぎが武士などの間で流行し、大納言小豆は縁起物とされるようになったのでした。


あずきバーが硬すぎる理由

和菓子以外にもあずきはアイスにも使われていたりしますよね。
あずきを使ったアイスの中でも有名な「あずきバー」ですが、その硬さから鈍器などと呼ばれることもあります。

とある検証では鉱石であるサファイアよりも硬いという数値が出るなど、その硬さには定評があります。
なぜそこまであずきバーが硬いのかというと、安心して食べてもらえるように添加物が一切使われていないからなんです。

普通は乳化剤や安定剤といった添加物をいれて柔らかくしますが、よりお客様に安心してもらえるようにあえて添加物を使っていないんですね。
また、昔に比べて甘さを控え目にするために水分の量を増やしたことから、氷の割合が増えてより硬くなったそうです。

さらに、アイスクリームなどは空気が含まれていることから柔らかいのですが、あずきバーはほとんど空気が含まれていないことも硬さの理由の一つのようです。
以上が小豆の雑学でした、いかがでしたか?

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