この雑学ではサンドイッチの由来や語源、またサンドイッチにまつわる雑学を紹介します。
雑学クイズ問題
昔、サンドイッチ諸島と呼ばれていた場所はどこ？
A.歯舞諸島
B.ガラパゴス諸島
C.ハワイ諸島
D.フィリピン諸島
答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね！
サンドイッチの由来や語源、サンドイッチに関する雑学を紹介！
サンドイッチの有名な雑学
サンドイッチの由来となった人物やサンドイッチにまつわる意外な雑学です。
現在では軽食などでよく食べられているサンドイッチという料理ですが、実はサンドイッチという言葉が誕生したのはつい200～300年前ぐらいのことなんです。
サンドイッチのようにパンに食材を挟んだ食べ物については古代ローマ時代のころからすでに食べられていたとされています。
そのころはサンドイッチという特定の料理名はなく、時代が経過しても「ブレッドアンドミート（パンと肉）」や「ブレッドアンドチーズ（パンとチーズ）」という呼ばれ方をしていました。
そして、時代は流れて18世紀ごろになってからとある人物がきっかけとなって「サンドイッチ」という名前が急速に定着することになるのです。
それではサンドイッチという料理名の由来、語源となった人物はどのような人物だったのでしょうか？
サンドイッチの由来となる人物とは？
それではさっそくサンドイッチの由来となった人物について解説していきます。
サンドイッチという料理名の由来となった人物は18世紀にイギリスにいた「ジョン・モンタギュー第4代サンドイッチ伯爵」だとされています。
ジョン・モンタギューはとにかくトランプゲームなどの遊びが大好きであり、食事の時間でさえもトランプゲームをしたくてたまらない人物だったそうです。
普通の料理はナイフとフォークなどを使って食べることから、トランプゲームをしながら食事は難しいですよね
そこでトランプゲームの片手間でも食べられるように食事をパンに食材を挟んだ軽食で済ませていたそうです。
このことがきっかけとなり「サンドイッチ伯爵」によく食べられていることから「サンドイッチ」と呼ばれるようになったんですね
ここまでがサンドイッチの名前の由来の定説ですが、そもそも当時のモンタギューは要職について忙しかったことからトランプゲームをしている余裕はなかったことから、仕事の片手間にサンドイッチを食べていたのではないかと考えられています。
さらにいえば「サンドイッチ伯爵」は名前ではなく爵位であり、彼の名前はジョン・モンタギューであることから、正確にいえば人物名が由来ではなく爵位が由来となっているとも言えますよね。
ハワイ諸島はサンドイッチ諸島になるところだった
最後にサンドイッチのおまけの雑学をひとつ紹介します。
実は昔、ハワイはサンドイッチ諸島と呼ばれていた時代があったのです。
1778年、海軍士官であり探検家でもあったイギリス人のジェームズ・クックは三度の航海の途中で西洋人で初めてハワイ島を見つけました。
そのとき海軍大臣であったサンドイッチ伯爵の名を取って「サンドイッチ諸島」と命名しました。
しかし、ハワイ諸島にはすでに４つの王国が存在しており、諸島ではなく各王国という概念であったため、「サンドイッチ”諸島”」という名前は定着しませんでした。
その後、ハワイに立ち寄ったアメリカ捕鯨船がハワイ島とその付近の島々を「ハワイ諸島」と呼び、こちらの呼び名の方が定着したのです。
以上がサンドイッチの名前の由来や語源、サンドイッチについてのおまけの雑学でした、いかがでしたか？
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それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね？
雑学クイズ問題解答
雑学クイズ問題の答えは「C.ハワイ諸島」でした！
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まとめ
サンドイッチは古代ローマ時代から食べられていたが、サンドイッチと命名されたのは2～300年前のことである。
命名の由来は、サンドイッチ伯爵がトランプゲームの合間に、片手で手軽に食べられるという理由でよく食べていたからである。
ハワイは昔サンドイッチ諸島と名付けられていたが、その名は定着することはなかった。
