パンダのしっぽは何色?画像付きでわかりやすく解説します!

今回は「パンダのしっぽは何色?」ということで、パンダにまつわる雑学を紹介します。
日本でも度々テレビなどで注目を集めるパンダですが、実はパンダについて知られていないことが意外とあります。

例えば、皆さんは「パンダのしっぽは何色?」と聞かれた時に、何色のしっぽを思い浮かべるでしょうか?
おそらく、あなたが想像したパンダのしっぽは間違えていて、同様にほとんどの日本人がパンダのしっぽの色について勘違いをしているのです。

パンダのしっぽは何色?

パンダしっぽ
それではさっそくパンダのしっぽは何色なのかについて解説していきます。
上に掲載した画像を見て頂ければわかると思いますが、パンダのしっぽの正しい色は「白色」となります。

普段からパンダのことはニュースで報道されますし、パンダのことをよく見ているはずなのに、「黒色」と答える人がとても多いんですよね。
もちろん、赤ちゃんパンダの頃はしっぽが黒色をしているという訳でもなく、子供パンダから大人パンダまでしっぽは白色となっています。

確かに、耳の色や目の色、腕や足の色から見ると、しっぽも黒色をしていた方がバランスが良いため、誤解するのも無理はないかもしれません。
また、実は日本人は小さなころから「パンダの色は黒色」と知らないうちに刷り込まれているのです。

日本人のパンダにまつわる誤解

日本人の多くはパンダのしっぽを黒色と誤解していますが、これは幼少の頃からイメージを刷り込まれているからなんです。
例えば、街中に売られているパンダのぬいぐるみのしっぽを確認してみてください。

なんと、ぬいぐるみなども含めて、ほとんどのパンダのおもちゃのしっぽは黒色に塗られているのです。
パンダは多くの日本人に愛されている動物ですし、数多くのぬいぐるみやおもちゃが存在しています。

それらのパンダグッズのしっぽが黒色に塗られていて、子供の頃からそれを目にしていたら、パンダのしっぽを思い浮かべた時に当然「黒色」を思い浮かべてしまいますよね。
パンダの国民的キャラクターといえば「たれぱんだ」などがいますが、もちろん「たれぱんだ」についてもしっぽが黒色に塗られています。

しかし、正しくはパンダのしっぽの色は「白色」なので覚えておいてくださいね。

なぜ誤解されてしまったのか

パンダしっぽ
それでは、日本人の共通認識として、なぜパンダのしっぽが黒色だという誤解を生んでしまったのでしょうか?
日本で空前のパンダブームを迎えたのは1972年のことで、上野動物園にカンカンとランランがやってきた時のことでした。

当時のパンダブームも凄まじかったそうで、カンカンとランランの姿を一目見ようと上野動物園に人が殺到したそうです。
このパンダブームに乗っかって、日本のおもちゃメーカーもパンダのぬいぐるみを作ろうと考えました。

しかし、当時の日本で実物のパンダを見たことがある人は少なく、おもちゃメーカーも詳しくはパンダのデザインを把握していませんでした。
現在はインターネットの画像検索を駆使することによって、一瞬にパンダのしっぽの色を調べることが出来ますが、当時はそんなものはありません。

そのため、パンダの毛の色の配色はわずかな資料と想像で補完するしかなく、その時にしっぽの色を黒色としてしまったんですね。
確かに、パンダの毛の色の全体の配色を考えた時、しっぽは黒色をしていた方がバランスがよく見えますよね。

この時に作られたパンダのぬいぐるみが誤解を与えてしまったことから、日本人はパンダのしっぽの色=黒色と誤解するようになったのです。
現在ではパンダのしっぽの正しい色を知っていても、配色の関係で尻尾を黒くすることもありますし、今後もしばらくは誤解されることが多いでしょうね。

以上が「パンダのしっぽは何色?」という雑学でした。


注目記事


他にも、こんな雑学がお勧めです。
ナメクジとカタツムリの違い、同じに見えて全く別の生き物?
猫よけのペットボトルって本当に意味や効果があるの?
犬の雑学まとめ、犬好きの方に必見の豆知識を集めました!

まとめ

パンダのしっぽの色は日本人のほとんどの人に「黒色」だと誤解されている。
しかし、実際にはパンダのしっぽの色は「白色」であり、子供のパンダから大人のパンダまで共通して白色をしている。
国内で生産されているパンダのぬいぐるみやグッズのほとんどがしっぽを黒く塗っていることから、しっぽの色について誤解を生んでしまっている。
最初に日本にパンダブームが訪れた際にはあまりにも資料が少なかったことから、パンダのしっぽの色を想像で黒色としてしまったことが誤解を生んだ発端である。