大納言小豆の縁起が良い理由
一般的な小豆に比べて粒が大きく艶があることから高級品とされている「大納言小豆」ですが、日本では古くから縁起の良い食べ物だとされていますよね。
しかし、なぜ「大納言小豆」が縁起が良い食べ物だとされているのかが気になりますよね。
それは日本古来の武家社会の考え方が関係しているのです。
大納言小豆の特徴として煮込んだ時に煮崩れを起こしにくく、小豆の実が割れないことが挙げられます。
武家社会では「実が割れる=腹が割れる」という考え方から切腹を連想し、縁起が悪いことだとされていたため、調理しても腹が割れない大納言小豆は縁起が良いものだとされたのです。
そのため、武家社会では自分が切腹しなくて済むように願いながら大納言小豆を食べる風習が広まり、それが現在にも残っているのです。
ぜんざいとお汁粉と餡蜜の違い
和菓子には小豆が使われることが多くその中でも似ている食べ物に「ぜんざい」「お汁粉」「あんみつ」がありますよね。
これらには一体どのような違いがあるのでしょうか。
実は地域によって呼び方が変わるそうで、関東では汁気の多いものを「お汁粉」、汁気が少ないものを「ぜんざい」と呼んでいるそうです。
関西では餡子の種類によって呼び方が変わり、こしあんを使ったものが「お汁粉」、粒あんを使ったものが「ぜんたい」とされているそうです。
基本的にはどちらも小豆を佐藤で甘く煮込んで、餅や白玉団子をトッピングした甘味になります。
「あんみつ」については小豆を煮込んで作られるものではなく、餅や白玉団子の上にそのまま粒あんなどをのせて、フルーツを飾り付けたものになります。
また、お汁粉とぜんざいが温かい甘味であるのに対して、あんみつは冷たい甘味となります。
以上が小豆の雑学でした、いかがでしたか?
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