昔は震度を感覚で決めていた
現代では地震が発生するとすぐに地震速報が流れて、発生地点や震度などの情報が得られるようになりました。
しかし、実は震度が計れるようになったのはつい最近のことであり、それより以前は感覚で震度を決めていたのです。
地震の震度が正確に計れるようになったのは1996年で、それより以前、つまり阪神・淡路大震災の震度も正確ではなかったとされています。
そのため、震度は6だったのではないか、いや7だったのではないか、などいまだに正確な震度はわかっていません。
それではどのように震度を決めていたのかというと、立っていることが困難であれば震度6弱、ちょっと驚くぐらいで眠っている人も目を覚ますぐらいが震度3など、基準を決めていたのです。
地震が発生した時に、揺れを感じた人がどれぐらいの揺れに感じたかによって、震度がどれぐらいかだったかをアバウトに決めていたんですね。
地震発生時はトイレが安全
自宅にいる時に地震が発生した場合は、トイレが安全だとされています。
地震が発生すると揺れの大きさによっては家具が倒れたり窓ガラスが割れたりしますよね。
トイレには倒れてくる家具がなく、窓があったとしても小さな窓しかないため、ケガをする確率が低いのです。
しかし、地震が発生した時にトイレに避難する時に注意しなければならないことがあります。
それは、地震によって家屋が変形してしまうことにより、ドアが開かなくなりトイレに閉じ込められてしまうことです。
トイレに避難する場合は必ずドアを開けるようにしましょう。
また、古いトイレの場合は貯水タンクが上についていることもあり、落下してくる危険があるため、その場合はトイレに避難しない方がよいでしょう。
以上が地震の雑学でした、いかがでしたか?
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