ドレミは讃美歌が由来になっている
音楽には「ドレミファソラシド」という音階がありますが、この音階というものは約1000年前に定められたものなんです。
この音階についてイタリアの僧侶であるギドー・ダレッツオによって1024年6月24日に定められたものだとされています。
ギドーは6月24日に開かれる「洗礼者ヨハネの祭」のために合唱隊に「聖ヨハネ賛歌」の歌の指導をしていたのですが、この「聖ヨハネ賛歌」がドレミの音階が出来る由来の曲となっています。
「聖ヨハネ賛歌」の各小節の最初の音と歌詞を見てみると、それが現在のドレミファソラシドの順番に並んでいるんです。
Ut queant laxis
Resonare fibris
Mira gestorum
Famili tuorum
Solve Polluti
Labii reatum
Sancte Johannes
このように各小節の頭が「Ut, Re, Mi, Fa, So, La, Sa」のように並んでいて、「Ut」は発音がしやすいように17世紀に「Do(ド)」となりました。
また、最後の小節は「Sancte Johannes」となっていますが、これはフランス語では「Saint Ian」となるため、単語の頭文字をとって「Si(シ)」となったとされています。
一音も弾かない楽曲がある
世の中にはジャズやクラシックのようなオシャレで落ち着いたジャンルから、メタルやハードロックのような疾走感があって重みのあるジャンルなど、様々なジャンルの音楽が存在していますよね。
その中でも特に斬新なピアノ楽曲にジョン・ケージが作曲した「4分33秒」という曲があります。
この曲の何が斬新なのかというと、なんと演奏者がピアノの前に座った後、1音も演奏せずに演奏が終わってしまう曲なんです。
当然ですが舞台袖から舞台に上がってピアノの前に座って何も弾かないと、お客さんからはざわめきが起こりますよね。
ジョン・ケージはこのような「雑音」も含めて「音楽」であるという考え方をしていたのです。
演奏者によって演奏時間(無音)の長さは変わりますが、この曲を始めて演奏したピアニストの演奏時間が「4分33秒」だったことから、それがそのまま曲のタイトルとして採用されました。
以上が音楽の雑学でした、いかがでしたか?
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