大仏の手の水かきは何?
様々な種類の大仏が建造されてきましたが、その手には特徴があり水かきがついていますよね。
これにもちゃんとし理由があるそうで、2つの説が言い伝えとして残っています。
慈悲の心の表れ
この水かきは「まんもうそう」と呼ばれており、水を1滴も漏らさないようにしているそうです。
このことから、人々の心をすくいあげて助けることを表現しているとされています。
苦行の表れ
当時の僧侶の修行はとても辛く大変なものでした。
修行では全国を行脚しどんな荒れた道でも、例え厳しい環境の自然だったとしても乗り切らなければならず、命を落とす人も多かったそうです。
このような苦行を乗り越えた、大きな海原も泳ぎ切った者ということに由来して手に水かきがついているとされています。
おでこについているホクロは?
大仏の特徴としておでこにはホクロのようなものがついていますよね。
これは実はホクロではなく「白亳(びゃくごう)」と呼ばれるもので、産毛の一種とされています。
この「白亳(びゃくごう)」には、全世界のすみずみまで慈悲の光をとどかせて、悩み苦しむ人を見通して救済する力があるとされています。
右回りで巻尺のように巻きついている形状から、以上のような言い伝えが今でも残っています。
大仏のポーズの意味は?
大仏様は右手を手のひらを見せるようにして、いますがこのポーズにもちゃんと意味があります。
これは施無畏(せむい)と呼ばれており、人々に力を与えて畏れることのない状態を表しています。
また、左手は与願印(よがんいん)と呼ばれており、いろいろな人の願いをかなえるという意味をもっています。
大仏はのポーズは施無畏(せむい)・与願印(よがんいん)の組み合わせになっているんですね!
以上でが大仏の雑学でした、いかがでしたか?
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