実は鼻呼吸は片方でしかしていない
人間の主な呼吸方法としては口での呼吸と鼻での呼吸が挙げられますよね。
鼻呼吸についての雑学なんですが、実は人間は鼻呼吸をする時に片方の鼻だけで呼吸をしているのです。
花粉症や風邪などの鼻水で鼻がつまっている時は例外として、普段から両方の鼻の穴を使って呼吸をしていると思っている人が多いんですよね。
今からでも鼻の下に手をかざして鼻呼吸をしてみれば、片方の穴からしか空気が出ていないことがわかるので試してみてください。
鼻の奥には鼻甲介(びこうかい)と呼ばれるものがあり、ここが充血して膨張することによって空気の通り道がふさがり、常にどちらか一方の鼻の穴を休ませるようにしているのです。
鼻の穴は24時間どちらかが一方的に機能しているのではなく、約2時間半おきに自動的に使っている鼻の穴が交代されています。
どちらか一方に負担がいかないように自律神経によってコントロールされているんですね。
人間も皮膚で呼吸している
皆さんは皮膚呼吸の動物というとどんな動物を思い浮かべますか?
人間などの哺乳類や鳥類、爬虫類も基本的に肺呼吸ですが、カエルなどの両生類は皮膚と肺の両方で呼吸していますよね。
皮膚呼吸をする動物については皮膚を常に濡らしておく必要があり、乾いてしまうと呼吸ができなくなってしまいます。
そのため、カエルなどの皮膚は常に湿って潤っているんですね。
実は人間も皮膚呼吸をしています。
これは皮膚の表面にある細胞に酸素を供給するためであり、人間の肺呼吸で取り入れる酸素の量と比較すると、わずか0.6%のようです。
皮膚呼吸が出来ないからといって人体に重大な影響を与えることはありません。
実際にお風呂に入っている時なども特に問題がありませんよね。
以上が呼吸の雑学でした、いかがでしたか?
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