手羽先唐揚げが誕生したきっかけ
手羽先を唐揚げにして最初に出した店は名古屋の鶏料理店の「風来坊」だとされています。
当時の風来坊の店主は大坪健庫さんという方でしたが、当時は手羽先は出汁を取る目的だけに使用されていました。
風来坊の当時の看板メニューは「ターザン焼き」と呼ばれる鶏の半身を丸ごと使った唐揚げを秘伝のタレで調理したものでした。
ある日、手羽先を唐揚げにした後にターザン焼きのタレを漬けることを思いつき客に提供したところ、思いのほか好評となりそのままメニューとして定着していくこととなったそうです。
そして、手羽先をターザン焼きのタレに漬けることを思いついたきっかけが、ターザン焼き用の鶏肉の仕入れを忘れていた事がきっかけだとされています。
苦肉の策により手羽先を使用することとなりましたが、怪我の功名で手羽先唐揚げという新たなメニューを誕生させたのでした。
ねぎまの「ま」って何?
皆さんは焼き鳥を普段から食べていますか?
肉だけだと飽きてきてしまいますが、鶏肉の間にネギが挟まっている「ねぎま」はネギの甘味と食感が美味しくてつい何本も食べてしまいます。
そんな「ねぎま」の名前の由来なんですが、ネギが肉の「間」に挟まっているから「ねぎま」だと思われがちですが、実は違うということは知っていましたか?
それではねぎまの「ま」って何?と思うかもしれませんが、実はねぎまの「ま」は「マグロ」の「ま」だったんです。
もともとは焼き鳥ではなく、江戸時代のころに食べられていたネギとマグロの鍋料理のことを「ねぎま」と呼んでいました。
それをさらに手軽に食べられるようにしたのがネギとマグロを串に刺して焼いた焼き鳥のようなものなのですが、マグロが高級な食材となってしまったため、代用品として鶏肉が使われるようになり、そして現在の「ねぎま」となったのでした。
以上が鶏肉の雑学でした、いかがでしたか?
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