ワインの保存にコルク栓が使われる理由
ビールやカクテル、日本酒やチューハイなどのお酒は缶や瓶などにつめられていますよね。
しかし、ワインはボトルにつめられていて、多くは蓋にコルク栓が使われているのですが、これにもちゃんとした理由があります。
ワインは長い時間をかけて熟成させるほど美味しくなるお酒であることからコルク栓が採用されているのです。
コルクは気密性が高く弾力性もありとても丈夫に出来ていて、さらに腐りにくい素材ということから、ワインの長期間保存にぴったりなんです。
最近では簡単に開栓出来て開栓後に再栓の出来るスクリューキャップというものも普及してきています。
しかし、コルクに醸造元が印字されているのがワインの名紙代わりとなっていたり、昔からの風習ということもあって、まだまだコルク栓が採用されたワインが多いんですね。
単位のトンはワインが語源
重さの単位には「トン」というものがありますが、実はこの単位はワインが語源となっているのはご存じですか?
その昔、フランスのボルドーという都市ではワインを売買するときに4樽をセットにしていたそうです。
このワイン樽には225リットルのワインが注がれていて、4樽を1トノーという単位としていました。
ご存じの通り1トンは1000キロ(リットル)なので「225×4=900リットル=0.9トン」だと足りないですよね?
実際にはワインを入れた樽の重さが25キロあるので、ワイン+樽の重量=250キロとなります。
そのため「250キロ×4=1トノー」となり、この1トノーがトン(tonne)という単位の語源となったのでした。
以上がワインの雑学でした、いかがでしたか?
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