救急車と消防車とパトカーの優先度はどれが高い?
緊急出動する車両は主に「救急車」「消防車」「パトカー」の3種類がありますよね。
車を運転している時にこの3種類の車両が接近してきた時には道を譲らなければいけませんが、そもそもこの3種類の車両が道路で出くわしてしまった場合、どの車両が優先されると思いますか?
実は特に取り決めがあるわけではなく、その場の状況に応じて道を譲りあうようにしているそうです。
「緊急車両」の定義としては「救急車」「消防車」「パトカー」がサイレンを鳴らして走行している状態であり、もちろんサイレンが鳴っている車両が優先されますが、どの車両もサイレンが鳴っていた場合には状況に応じてその場で優先する車両を決めているのです。
例えば、信号のある十字路で緊急車両同士が出くわした場合は、信号を通過する際には必ず徐行するというルールがあるため衝突することはなく、青色となっている方の車両を優先して通過させ、赤色になっている方の車両は後から通過するなどの対応がとられるそうです。
日本には一台だけ黄色い消防車が存在する
消防車といえば赤色が印象的な見た目をしていますが、実は日本には黄色い消防車が一台だけ存在しているのを知っていますか?
黄色い消防車については住宅火災などで利用されているものではなく、大阪の関西国際空港で利用されている消防車となります。
この黄色い救急車は単純に塗装のカラーが違うだけではなく、従来の消防車に比べて飛行機の火災に特化した機能が備わっています。
実は飛行機火災が発生した場合は3分以内に90%以上の火災を抑えなくてはならないという法律が航空法によって定まっています。
そのため、従来の消防車の3倍ほどの水量を遠距離から放出出来るようになっていて、さらに飛行機から漏れた燃料からの引火を防ぐ機能として、飛行機の下に水をまく機能も備わっています。
黄色いカラーが採用された理由としては、夜などの暗闇の状況下では赤よりも黄色の方が目立ちやすいという理由からなのです。
以上が救急の雑学でした、いかがでしたか?
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