ピザにタバスコをかけるのは日本だけ
日本でピザにかける調味料といえば「タバスコ」が定番になっていますよね。
しかし、実は本場のイタリアではピザにタバスコをかけて食べることはなく、むしろピザにタバスコをかけるのが普通になっているのは日本だけって知っていましたか?
そもそもタバスコについてはイタリア産の調味料ではなくて、アメリカのマケルヘニー社の商品なんです。
日本ではピザなどの他にもイタリア料理にはタバスコをかけるのが定番となっていますが、そもそもタバスコを販売しているアメリカですらピザにタバスコはあまりかけません。
アメリカではタバスコはメキシコ料理にかける調味料として使われるのが一般的であり、他にはハムエッグなどの卵料理に使っているそうです。
イタリア人が日本にきてピザを食べると、知らない調味料をかける日本人が周りにいてびっくりするかもしれませんね。
イタリアではパスタを食べる時にスプーンを使わない
日本にはパスタを食べるときにスプーンとフォークの両方を使って食べる人もいますよね。
確かにスプーンを使った方が麺を巻き付けやすいのもありますが、本場イタリアではスプーンは使わないって知っていましたか?
イタリア人でスプーンを使うのはパスタを食べ慣れていない子供がすることで、大人はフォークだけで食べます。
では何故、日本にはスプーンを使う文化が出来てしまったのでしょう。
イタリアのコース料理では前菜にパスタかスープかのいずれかが出てきます。
そのパスタとスープ、どちらを選んでも良いようにテーブルにはスプーンとフォークが置かれているのです。
それを勘違いしてしまったアメリカ人がスプーンとフォークの両方を使ってしまったのです。
そして「パスタはスプーンとフォークで食べるもの」という文化ができ、アメリカから日本にまで広まってしまったのです。
お店ではスプーンとフォークの両方を出してくれるところもありますが、イタリア人のいる本場のお店ではフォークだけで食べた方が良いかもしれませんね。
以上がイタリア料理の雑学でした、いかがでしたか?
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