様々な大工の種類
工事現場で作業をする人を「大工」と呼びますが、実は「大工」といっても様々な種類の「大工」がいるのを知っていましたか?
「造作大工」と呼ばれる大工は和室などを主に担当していて、木製間仕切壁など木に関する工事を行う大工となります。
また、「土工」と呼ばれる大工については、土やコンクリート扱う大工であり、基礎工事であったり躯体工事を行うために土を掘ったり埋めたりする作業の他にも、コンクリートなどを流しこむ作業も行っています。
工事現場で重機などを扱っている大工がいますが、この作業を行う人は「鳶工」と呼ばれていて、主にクレーンなどを使って鉄骨を組み立てるという作業をしています。
ここまで紹介した大工以外にも様々な大工がいますので、気になったらぜひ調べてみてくださいね。
人柱って本当に人を埋めていたの?
皆さんは「人柱」という言葉を聞いた事がありますか?
なんと昔の土木や建築作業においては、建物を建てる際に柱として人を埋めていたという記録が残っているのです。
例えば日本で人柱の話で残っているものとして有名なものでは、16代の天皇である仁徳天皇の時代に河内の茨田堤を建築していたところ、夢で河の神からのお告げがあったため、二人の人間を河の神への供物として人柱にして捧げたとされています。
他にも皇居の二重櫓の下から人骨が出土されたことから、人柱だったのではないかと議論を呼んだことがあります。
世界的にも人柱を行っていた地域は多く、中国では漢の時代に黄河の堤防工事を行う際に、東群太守の玉尊が自ら人柱になったという話が残っています。
また、中世ローマでも人間ではありませんが、人の像を床下に埋めるという風習があったそうです。
以上が土木の雑学でした、いかがでしたか?
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