吐く息は二酸化炭素なのに人工呼吸が成立する理由
日本では学生時代や免許の講習などで必ず人工呼吸を教わることになっていますよね。
人命救助にとても重要な役割を持つ人工呼吸ですが、そもそも人間が吐くのは二酸化炭素なのに、なぜ人工呼吸が成り立つのかご存じですか?
酸素を必要としている人に対して、二酸化炭素を吹きこんではかえって危険は気がしてしまいますよね。
人間は酸素を取り込んで二酸化炭素を排出すると習いましたが、実は吐く息の全てが二酸化炭素になる訳ではありません。
人間から吐かれた息は約17%が酸素であり、約4%が二酸化炭素という割合になっているんですよね。
吐かれた息は二酸化炭素の割合が多いと思われがちですが、酸素の方がたくさん含まれているため、人工呼吸が成立するのでした。
鼻呼吸より口呼吸の方が白くなりやすい理由
冬になり気温が下がってくると、吐く息が白くなることがあります。
口から吐いた息は白くなりやすいですが、なぜか鼻から出す息についてはそこまで白くならないですよね。
実は口から吐いた息の方が白くなりやすいのは、吐いた息の水分量が関係しています。
そもそも寒い日に息が白くなるのは、息に含まれる水分が外気で冷やされて一瞬で凍っているからなんですね。
口の中には唾液などがある関係で、鼻から出す息と比べても水分が多く含まれています。
より多くの水分が含まれている方が凍る水分の量も多いため、息が白くなりやすくなっているんですね。
以上が息の雑学でした、いかがでしたか?
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