寿司用語の由来、ムラサキやアガリとは?
寿司用語には独特なものが多くて、普段から使っていない人にとっては意味のわからないものがたくさんありますよね。
例えば酢飯のことを「シャリ」と呼びますが、これは仏教用語の「仏舎利(お釈迦様の骨)」が由来となっているんです。
その他にも醤油のことを「ムラサキ」と言いますが、これは醤油の色が紫色に見えた事が由来になったとされています。
他にも「ガリ」は噛んだ時の租借音が「ガリッ!」となることが由来になっているなど、結構単純な理由だったりします。
現在ではあまり使いませんが、わさびのことを「ナミダ」と言うのはあまりの辛さに涙が出てくることが由来になっています。
「ネタ」という言葉についても、元々は「タネ」と呼ばれていたのが反転して「ネタ」と呼ばれるようになったとされています。
いなりの米と油揚げにも意味がある
いなり寿司についての雑学です。
なぜ油揚げで米を包んだ食べ物が「いなり寿司」という名前になったのかというと、狐の好物が油揚げだと考えられていたからなんです。
狐については稲荷神社に祀られている稲荷神の使いだと考えられていたことから、油揚げを使ったいなり寿司を捧げるようになりました。
また、稲荷神については農耕を司る神であることから、稲荷神がもたらしてくれた恵みであるお米を油揚げに包むようになったのです。
本来狐が食べているのは野生の動物ですが、昔は殺生をすることがタブーとされていたことから、試行錯誤していなり寿司が供えられるようになったんですね。
昔からいなり寿司はお祝いごとで食べられることが多いですが、元々は神様へのお供え物だったのですから納得です。
以上が寿司の雑学でした、いかがでしたか?
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