804枚の駒を使う将棋がある
一般的な将棋で使われる盤の大きさは縦横が9×9マスになっていて、使われる駒は「玉(王)」「飛車」「角」「金」「銀」「桂馬」「香車」「歩」の8種類ですよね。
いわゆるこのオーソドックスな将棋のことを「本将棋」と呼ぶのですが、これ以外にも様々なルールの将棋が存在しているのです。
「本将棋」よりもかなりスケールを大きくした将棋で「大局将棋」と呼ばれるものがあるのですが、なんと使われる盤は縦横が36×36であり、駒の種類は209種類で804枚の駒を配置して行う将棋なんです。
本将棋ですら一局打つのにかなり時間がかかってしまうのに、このスケールの大きさではいつまで経っても終わる気がしないですよね。
もちろん209種類の駒もそれぞれ動きが決められているため、ルールを暗記するのですらかなり時間がかかります。
実際に大局将棋が行われると終局までは数千手かかり、数十時間も時間を使うそうです。
王将の駒を作ったのは豊臣秀吉
将棋を打つ時には格上の方が「王将」を使って、格下の方が「玉将」を使用するものですが、実は昔は「王将」という駒はなく、どちらも「玉将」を使って対局をしていたのです。
それでは将棋で「王将」が使われるようになったのはいつごろなのかというと、諸説ありますが豊臣秀吉の考案によって「王将」が使われ始めたとされています。
豊臣秀吉は将棋好きだったことで知られていますが、「玉という駒では宝という意味になってしまうから王を作れ」と命じたことから「王将」という駒が生まれることになりました。
また、豊臣秀吉は「王将」ではなく「大将」という駒を作らせて将棋で使っていたという説も残っていて、秀吉がいかに将棋好きだったのかがよくわかりますよね。
以上が将棋の雑学でした、いかがでしたか?
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