世界の汚職が少ない国ランキング
実は世界には「汚職の少ない国ランキング」というランキングが存在しているって知っていましたか?
「Transparency International」というNGOによって1995年から始まって、それからは毎年調査が行われているのです。
それでは、世界で汚職が少ない国とされている国がどこなのかというと、2016年の1位は「ニュージーランド」でした。
ニュージーランドは汚職の少ない国として何度もランキング1位を取っている国なんですね。
なぜニュージーランドにここまで汚職が無いのかというとまだまだ「歴史が浅い国」であることが理由となっているそうです。
また、ニュージーランドに移住してきた人で政治や社会の仕組みを作った人がクリスチャンであったため、育ちが良く良識を持った人が政治の土台を作ったことから汚職が少ないとされています。
ちなみに、日本のランキングは20位となっていて、最もランキングが低いのは174位でアフガニスタンや北朝鮮、ソマリアなどのようです。
日本書紀にも賄賂が登場する
日本でも古来より汚職は存在していて、なんと日本書記の記述にも賄賂について登場しているのです。
その当時に賄賂を受け取って取引をしたものは、なんと国の一部だったそうです。
賄賂を贈ったのは朝鮮半島にあって日本と外交のあった百済(くだら)の国の人間でした。
その頃の朝鮮半島には日本が部分統治をしている任那(みまな)という地域があったのですが、高句麗(こうくり)と戦争状態であった百済(くだら)は、劣性を挽回するために任那(みまな)の一部を譲ってほしいと日本に頼み込んだのでした。
そして、日本の大伴金村(おおとものかねむら)や現地司令官である穂積臣押山(ほづみのおみおしやま)に賄賂が贈られた結果、任那のうち4県を百済に譲ることになったのでした。
いつの時代にも汚職はあるものなんですね。
以上が汚職の雑学でした、いかがでしたか?
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